ひきこもる人の住まいと命と人権を考える 第6回 ハイブリッド講座

見えなかったもの、社会課題に光を当て、生きやすい今とこれからを
当事者視点で考えていく SHIP!SPACE講座(2026年度版)
私たちが持っている偏見の眼鏡を外してみよう

第6回(ハイブリッド講座)

ひきこもる人の住まいと命と人権を考える

【開催日時】 9月15日(火) 18:00〜20:30

当日の内容・講演者とテーマ>>

<第1部> 住まい、人権についての現在と未来

加藤くみ(かとう くみ)

・・・・・中井町議会議員、養育里親「里親家庭のあすを考える会」事務局
事例紹介:住まいを失った当事者の声とともに

武原由里子(たけはら ゆりこ)

・・・・・壱岐市議会議員
施設を受け入れる地域のあり方とは?

牟田光生(むた みつお)

・・・・・NPO法人教育研究所理事長、NPO法人共同生活型自立支援機構 理事
共同生活型支援の立場から~利用者の声とともに~

林恭子(はやし きょうこ)

・・・・・一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事
ひきこもり当事者が望む支援と住まい~共同生活型支援について~

日花睦子(ひばな ちかこ)

・・・・・KHJ全国ひきこもり家族会連合会 共同代表
親が望む住まいサポート

望月宣武(もちづき ひろむ)

・・・・・日本羅針盤(ニッポンコンパス)法律事務所弁護士
人権意識と住まい ~法的立場から~

<第2部> 私たちの意思決定、権利擁護を考える 〜本人のことを本人抜きで決めない〜

親亡き後、あるいは親に万一のことがあったとき、ひきこもり状態にある人は「明日からどこで暮らすのか」という切実な課題に直面する。しかし、過去には「自立支援」の名のもとに、本人の意思を置き去りにした「引き出す支援」「押し出す支援」が行われてきた現実がある。背景には、「就労」以外の選択肢を示せない相談窓口への失望から、相談そのものを諦めてしまった当事者や家族の存在がある。厚生労働省が2025年に改訂した「ひきこもり支援ハンドブック」は、 「自立から自律へ」を掲げ、社会参加や就労のみをゴールとせず、本人が自ら生き方を選択できるよう共に考える支援を基本理念としている。しかし現実には、親亡き後に本人の意思に反して施設入所を勧められた事例もある。施設を離れた後は住まいや所持金を失い、福祉制度の狭間に取り残される。さらに、集団生活による心的外傷(PTSD等)や対人不信、家族関係の断絶により、孤立を余儀なくされる場合も少なくない。制度も人も頼れる人のない本人たちは、一体どこでどのように生きていけばいいのか。自分が生きる場所を誰が決めるのか。住まいは単なる生活の場ではなく、命と尊厳、人権の基盤である。
本シンポジウムでは、「福祉につながっていなくても、受け皿がなくても、一人ひとりに適した支援を考えることが行政の義務である」という理念を出発点に、制度の狭間に置かれた人々の住まいと人権、そして本人の意思と尊厳を守るために地域社会が果たすべき役割について考える。
キーワード:引き出し/押し出し/説得

●コーディネーター 上田理香(SHIP共同代表)
●コメンテーター 池上正樹(SHIP共同代表)

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