見えなかったもの、社会課題に光を当て、生きやすい今とこれからを
当事者視点で考えていく SHIP!SPACE講座(2026年度版)
私たちが持っている偏見の眼鏡を外してみよう
第3回(ハイブリッド講座)
身寄り無し問題と8050問題
【開催日時】 6月25日(木) 18:00〜20:30
【現地参加・オンライン参加 申込締切】 6月23日(火)まで
【アーカイブ視聴 申込締切】 7月14日(火)まで
<<当日の内容・講演者とテーマ>>
<第1部> 家族がいてもいなくても。身寄り無し問題はすべての人にかかわる問題
単身世帯が全世帯の3割を超え、 将来は半数に迫ると予測される現代。 身寄りがいない、 あるいは親族に頼れない人が人生の最終盤に直面する困難とは何か。 家族がいても関係断絶や高齢化、 ひきこもり等の理由で、 入院や契約に必要な 「身元保証人」 を立てられないケースもある。 身寄り無しや孤立死は社会全体の問題である。 私たちは人生をどのようにしまうのか。 誰もが直面しうる問題として、今ある現状から、 これからの生き方を考えたい。
キーワード:「緊急時」「医療・介護・身元保証」 「財産管理」 「住まい」 「死後事務」
●滝野隆浩
・・・・1960年生まれ。 毎日新聞客員編集委員、 ライター。 10年ほど前から「引き取り手のない遺骨」 問題を取り上げ、 いち早く 「身寄りなし」 問題に着目し取材を重ねる。 生活困窮者の福祉問題から単身高齢者の増加や家族観の変容に伴う現代的な課題として発信。 毎日新聞日曜紙面の名物コラム 「掃苔 (そうたい)記」 では、 人生最終盤における医療、 介護、 終活・葬儀など 「周死期」 に関する連載を続ける。
<第2部> 8050問題の現在。助けてと言えなくても孤立しない、高齢化する今とこれからを生きる
「親なきあと、 誰がどう支えるのか?」 家族だけで抱えるには限界がある、 高齢化や複合課題に対し、 公的支援の狭間を埋める市民主体の地域コミュニティが求められている。 本講座では、 孤立を防ぐ見守りや権利擁護、 住まい支援、看取り後のグリーフケアまで、 私たちが今から取り組める事例を交えて共に考える。
キーワード:「居住支援」 「市民後見」 「互助社会」 「地域コミュニティ」 など
●藤井奈緒
・・・・・(一社)親なきあと相談室 関西ネットワーク代表理事。 (一財) お寺と教会の親なきあと相談室理事兼アドバイザー。 大阪府八尾市在住。 障害のある二人の娘の母。 自身の経験から 「親なきあと」 の生活や法的な備えの重要性を痛感し、 当事者家族の立場で法律・福祉の専門家らと 「一般社団法人 親なきあと相談室 関西ネットワーク」 を設立。 現在は家族が安心して笑顔で暮らすための情報提供や終活の講演活動に注力。
●小野木康雄
・・・・・1975年生まれ。 大阪府枚方市出身。1998~2019年に産経新聞大阪社会部、 政治国際部、 京都総局などに在籍。 2019年12月に宗教専門紙 「文化時報」 社長兼主筆に就任し、 2021年10月に一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室を設立、 代表理事となった。
●池上正樹
・・・・・1962年生まれ。 横浜市出身。 SHIP!共同代表。 ジャーナリスト。 KHJ兄弟姉妹オンライン支部代表。 長年ひきこもり状態にあった弟が親亡き後に孤立死した。 「きょうだいが面倒を見るのは当たり前」 という社会的圧力が親亡き後に、 兄弟姉妹 (きょうだい) に重くのしかかる 「8050問題」 の現実も伝えている。
<第3部> 当事者の声。家族の介護、自分の役割、居場所を見つけるまで
●中田和夫
・・・・・1970年静岡県生まれ。 うつ病のため、大学卒業後に入社した会社を1か月で退職し、 その後の20年余りを療養と就労のためのリハビリに費やす。 精神科通院やカウンセリング、 自助グループへの参加により少しずつ就労の機会を増やしていき、 40代で再就職。 その後、介護離職をし、 自身もひきこもり当事者として親の介護の傍ら、 子ども時代に親の離婚を経験した当事者の自助グループ運営に関わる。 現在は、 8050当事者として、 地域に居場所を見つけながら、 社会に届ける活動にも力を入れている。
●上田理香
・・・・・1971年東京生まれ。 SHIP!共同代表。講座コーディネーター。 ひきこもり家族会活動を通じ8050問題に携わる。 両親の介護・看取りの経験から 「身寄り無し問題」 に関心を持つ。 家族や本人が最期まで自律的に生き続けるための情報発信、 相談支援にも注力する。
●コーディネーター 上田理香(SHIP共同代表)
●コメンテーター 池上正樹(SHIP共同代表)



