季刊「SHIP!」第3号
11月29日発刊
【特集】学校問題とひきこもり

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🔵第 2 号 特集「不登校と戦争~生きづらさを生み出す正体とは?」 7 月 30 日発行
🔵第 3 号 特集「学校問題とひきこもり」 11 月 29 日発行
🔵第 4 号 特集「いじめ後遺症と8050問題(仮)」 1 月 30 日発行
【目次】


《第3号・特集テーマ》
学校問題とひきこもり
【巻頭言】学校は、命が脅かされても逃げられない場所なのか?

《特集》
作曲家・アーティスト内田拓海さんに聞く
なぜ6歳で「学校に行かない」ことを選択したのか?
作曲家・アーティストとして活動する内田拓海さんは、小・中学校の9年間、一度も登校しなかった。ひきこもりや心身の不調があったわけではなく、幼少期に自ら「行かない」という決断をした。その決断に迷いはなかったが、孤独でなかったかといえばそうではない。そんな内田さんが今、音楽とアートという形でかつての自分と同じように孤独を抱える誰かのための「居場所」づくりを始めた。何が彼を突き動かしたのか。これまでの経験とその新たなチャレンジに至るまでの話を聞いた。
【取材・文:谷美樹 構成:石井英資 撮影:瀧本裕喜】
第3号発刊記念として、12月7日に内田拓海さんのトークライブが行われます。
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▼日時 12月7日(土)14:00〜17:00(開場 13:30)
▼場所 わたしの本棚(世田谷区・桜新町駅/徒歩4分)
▼参加申込フォーム(アーカイブ配信受付中)

《特集インタビュー》
あのとき僕は、いじめを受けてもひきこもらなかった
会社員時代にSNSでの〝つぶやき〞が、書籍編集者の目に留まり、2017年に小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』でデビュー。いきなりベストセラーとなり、映画化された。一見、燃え殻さんの人生は順風満帆のように見えるが、小学生の頃にはいじめを経験し、専門学校卒業後は工場勤務、清掃員を経てテレビの美術制作会社に勤務した。腐らず生きる意味とは⸺ 。
【取材・構成/編集部 撮影/瀧本裕喜】

《特集インタビュー》
傷つく子ども、沈黙する教師
岐阜県立高等学校教師・西村祐二さんに聞く
岐阜県の現役高校教諭・西村祐二さん(46)。2016年から「斉藤ひでみ」の仮名で教師の働き方の問題をSNSで発信し始め、現場の声を伝えてきた。教員には時間外勤務を命じない教員給与特別措置法(給特法) (※)を「定額働かせ放題」と指摘し、2019年には国会で参考人陳述を行い、文部科学省へ署名を提出した。その動きは2025年の給特法の一部改訂につながったものの、根本的な解決にはまだ遠い。しかし、西村さんは「給料を上げろ」と訴えているわけではない。学校のあり方そのものを問い直す、その戦いは今も続いている。
【文:松永和歌 構成・撮影:老川素子 取材:池上正樹/上田理香/老川素子/松永和歌】

《特集インタビュー》
母と子が抱える罪悪感の正体
日本公認心理士協会会長・信田さよ子氏に聞く
ひきこもり家族会や家族学習会では、「親は元気でいるほうがひきこもっている子どもは元気になる」と言われる。子どものために親は元気でなければならない。でも、それはなぜなのか? その理由を深く考えている人は、どれほどいるだろうか?日本公認心理師協会会長の信田さよ子さんへの取材から親と子が置かれた構造的ジレンマが見えてくる。
【聞き手:日花睦子(KHJ全国ひきこもり家族会連合会共同代表)/上田理香(SHIPひきこもりと共生社会を考えるネットワーク共同代表) 文:池上正樹(SHIPひきこもりと共生社会を考えるネットワーク共同代表)】

《特集》
ひきこもりの子どもと歩んだ30年
岡山発 母親座談会 KHJ全国ひきこもり家族会連合会
「ひきこもり」という言葉が問題視されはじめた昭和の時代。父親の多くは、子どものことはすべて母親任せだった。「当時、社会的地位のある夫たちは、ひきこもった子どもの存在を見ようとはしなかった」。そう語るのは、家族会の代表を務める川島さん。先が見えない不安と焦りのなかで、母親たちを支えたものは何だったのか。それぞれがたどった道のりから今の本音を語ってもらった。
【取材・構成:上田理香 (SHIP!発行人 KHJ広報アドバイザー) 撮影:池上正樹】

《特集インタビュー》
学校問題が生み出す「発達障害」診断の増加
心理カウンセラー・内田良子さんインタビュー
近年「発達障害」と診断される子どもが増加傾向にある。背景には社会的な認知度の高まりや、診断基準の変化があるとみられるが、一方で不登校や生きづらさを抱える子どもが「発達障害」として捉えられるケースも少なくない。発達障害の診断数は、本当に実態を反映しているのだろうか?不登校を中心に、約半世紀にわたって子どもたちの苦しみと向き合ってきた心理カウンセラー・内田良子さんに話を聞いた。
【取材:喜久井伸哉/瀧本裕喜 構成:喜久井伸哉 撮影:瀧本裕喜】

《特集》
旭川市女子中学生いじめ自殺事件
なぜ「いじめ後遺症による自殺」はなかったことにされたのか?再調査委員会委員が検証経過を学会シンポジウムで報告
【取材・撮影:本多寿行/舟尾徳子/佐藤小平 文:本多寿行 構成:舟尾徳子/池上正樹】

《特集》
わが子がゲーム依存になったら家族はどうしたらいいのか?
母と子が抱える生きづらさを軽くする
2020年4月に全国初の「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」が施行され物議を醸すなか、2025年9月には愛知県豊明市でも「仕事や勉強以外でのスマホなどの利用を1日2時間以内とする」ことを目指した条例案が可決された。とくに現代ではネット・ゲームの環境が整っており、「子どもの依存状態」がメディアで取り上げられることも少なくない。「ゲーム」を楽しむのは悪いことなのか?依存と娯楽の境界線はどこにあるのか?また、わが子がゲームなどへの依存状態になったとき、家族はどうすればよいのか?依存症に詳しい公認心理師・金田一賢顕先生にお話を伺った。
【取材・文:石井英資 構成・撮影:老川素子】

《マイボイス ユアボイス》
自宅は最小の私立学校
ホームエデュケーションで豊かに暮らす 小松学
【構成:喜久井伸哉 撮影:瀧本裕喜】
《手記》
大人になってからひきこもった理由
【文:最内 翔】
《親子インタビュー》
「学校に行かなくてもいい」と思えるようになった理由
ー子どもの不登校、親子で過ごす時間は「ギフト」だったー
3人の子どもを育てるシングルマザー、茂木香野さんに聞く。いかにして不登校に向き合う親子の時間を「ギフト」と考えられるようになったのか。
【取材:松永和歌/津田貴美子 文:松永和歌】


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